こんにちは。管理人です。

ホームページのコンテンツが少ないので、ダイナマイト野球の配球分析ソフトとは関係ないのですが、私の考え（主に野球に関する）をこのホームページに投稿して行きたいと考えてます。

今回はタイトルの通り、長嶋茂雄さんが名監督なのかについて私の考えを示したいと思います。

長嶋さんが監督を勤めていた頃、しばしば采配や選手起用に関して疑問を呈されることが多く、監督としての資質が問われることが多々あったと記憶しています。

巨人の監督時代に次のような試合がありました。

工藤投手（現：ソフトバンク監督）が７回ぐらいまで０点で抑えていた試合がありました。このときの球数が100球近くに達していたこともあり、次回の登板のことを考えると、このタイミングで降板させたほうが良いという意見がありました。

しかし、長嶋監督は工藤につぎのように伝えました。

「野球の醍醐味をファンに見せてあげてほしいから、このまま続投してくれ。」

その試合で続投した工藤投手は見事に完封を果たして、プロ野球ファンに大きな感動を与えることになりました。

 

しかし、この試合で完投した工藤投手は、次の試合でその影響が出てしまい、試合を落とす結果となってしまいました。

これに対して、前の試合で工藤投手を降板させずに続投させた長嶋監督の采配について、

「なぜ次の試合のことを考えずに続投させたんだ？」

と長嶋監督の采配に対して非難の声が集まることになってしまいました。

 

現在、プロ野球人気の低下が叫ばれています。いろいろな対策は行われていますが、最も根本的なことはプロ野球の魅力を如何にファンに伝えていくかということだと思います。長嶋監督の采配は「どうすればファンにプロ野球の魅力を伝えられるか？」と常に考えた采配をしていたと思います。

他の監督は自分のチームが勝利することだけを考えて采配していますが、長嶋監督は１２球団、プロ野球全体の勝利のために采配を振るっていました。

私は長嶋茂雄さんは名監督だと思います。

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